3本の手

1,2週間ほど前のこと。

暗闇の中で誰かが両手でわたしの首を掴んだ。身動きが取れない。
するともう一本手が伸びてきて、のど仏あたりをぐっと押さえた。息が出来ない。
殺されるのだなと思った。見に覚えは無いが、のどを押さえられて叫べもしないし、なぜか体も動かないので仕方がないのだと一瞬あきらめたが、苦しいものは苦しい。

「ぐはっ」と言って目覚めたら、パンダマン(猫)がわたしののどに3本の脚で立っていた。殺す気か。